【コンサル一年目が学ぶこと】仕事の基本は全てここにある!

【コンサル一年目が学ぶこと】

コンサル何年目であっても、ハッと気づかされ初心に返るような、後輩のお手本になるにも、自分の実力を伸ばすにも、着いていったほうが良い上司を見つけるのにも最適な必読の一冊。

 

今の時代、”ビジネス””マーケティング””コンサル”などの言葉は、そういう業界以外でも多く使われるようになってきたと思います。

いつの時代も社会のトップは高度な思考をしていて、その立場になっています。

 

この記事を読んでいるあなたが、まさにコンサルタントとしてこれから仕事をして行こうと考えているのであれば、仕事をし始める前には必ず読んだ方がいいです。

すでにコンサルタントを始めているなら、何年目でも遅くないです。

 

逆にコンサルとは違う仕事をしていても、このブログ、もしくは本の表紙が目に入ったのであれば読んで欲しい一冊になります。

 

私がこの本を強くお勧めしたいのは、仕事をする上で向上心がある人全てです。



では、【コンサル一年目が学ぶこと】を読んで、特に印象に残ったポイント、なぜこの本を読んだ方がいいのか分かるポイントを紹介していきます。

 

目次

お勧めポイント

①話す、思考、行動、マインドが分けてあってわかりやすい!

②進めば進むほど、前の章の話ができているのが前提で進んでいる!

③具体例が分かりやすから明日からの仕事で実践できる!

 

 

実践ポイント

・結論から話す

・ロジックツリーを使いこなす

・「時間はお金」と認識する

 



①話す、思考、行動、マインドが分けてあってわかりやすい!

 

第1章コンサル流話す技術

第2章コンサル流思考術

第3章コンサル流デスクワーク技術

第4章プロフェッショナル・ビジネスマインド

と4つの分かりやすい章に分かれています。

 

第1章の最初から、話し方を学ぶことで、この先この本自体をどうやって読めばいいのかが分かります。そうすると、画像や絵のない、太字がたまに入るくらいの難しそうなビジネス本でも、話の構成が分かりやすいので、文章に詰まらずに読み切ることができます。

 

「まず、結論から話しなさい」

これは多くのビジネス書で書かれているので、一度は聞いたことがある方もいるかもしれません。それでもあらためてここで書かなくてはいけないのは、これがコンサルタントとして学んだことのなかでもっとも役に立ち、今も意識しているコミュニケーションの鉄則だからです。

 

この最初の文章のおかげで、「散々聞いてきて、耳たこだよ!」と思ってしまって、流し見してしまいそうな所にも注意して読み進めて行こうと思えました。

 

②進めば進むほど、前の章の話ができているのが前提で進んでいる!

 

話し方を学んだら、上司やクライアントとも会話ができる。

思考を学んだら、会話の質が上がる。

デスクワーク術を学んだら、仕事効率、質が上がる。

ビジネスマインドを学んだら、そもそもの仕事への向き合い方が変わる。

 

4つともどれも重要なことですが、これがバラバラと全体的に含まれて書かれている本もあります。でも、この本は、順番に、しかも自分に付け加えていけばいくほど、仕事の質が明らかに上がるように書き進められています。



③具体例が分かりやすから明日からの仕事で実践できる!

 

本のぱっと見としては、ビジネス書らしく、たくさんの文字やカタカナが多く並んでいるように見えますが、第1章の”話し方”に書かれている「結論から話せ」がずっと続いているので、結論から書かれていて、具体例もとても詳しく、頭の中でイメージがつくように書かれています。

 

「こういう状況、あるある!」

って思えることが多いので、「自分のシチュエーションだったらどうかな?」「明日のチーム会議で、この場面起こりそうだから使ってみようかな」と自分に置き換えて考えながら読み進めやすいです。継続が苦手な人でも、とりあえずのアクションが明確になりやすいので、全て読み終わった後なら、アクションの継続までできるようになってしまうかもしれませんね。




ここまでが私のお勧めポイントです!



やはりタイトルに”1年目”と書かれているだけあって、特段難しいことは書かれていません。でも、結局基礎の基礎なので、できるようにならなければ、それ以上の難しいことに挑戦していくのは難しく感じてしまうかもしれません。

 

私自身も、読みながら多くのアクションを思いついたので、すぐに実践しやすそうな3つのポイントを簡単に紹介して行こうと思います。



実践ポイント

・結論から話す

PREP法

Point=結論

Reason=理由付け

Example=具体例

Point=結論の繰り返し

 

 

結論から話すのが苦手な日本人ですが、この会話の方法に慣れている同士では、明確で無駄の無い会話ができるようになります。

実際、おしゃべり大好きなB型女の私ですら、仕事の内容についてはこれで話をするので、超ロジック型理系の男性とも、対等に会話をすることができます。

 

確かにこれを習得するまでは、ビジネスの場での会話には多く困ったこともありましたが、一番最初に習得すべきビジネススキルかと思います。




・ロジックツリーを使いこなす

<ロジックツリーを使いこなす4つの意義>

1.一生使える

2.全体が俯瞰できるようになる

3.捨てる能力が身につく

4.意思決定のスピードが上がる

 

 

<ロジックツリーによる問題解決の基本>

1.論点を整理、分解する

2.各論点について数値分析をする

3.項目の重み付けをする

4.アクションに落とし込む

 

 

ロジックツリーの練習は1人ではしない方がいいです。

これも、本に書いてありますが、本当に1人ではしない方がいいです!

あまり身につきません。私自身は上司からロジックツリーの練習を提案され、フィードバックをしてもらっているので、大丈夫ですが、使いこなしている方が近くにいない場合は、まずは使いこなせる人を探すとところから始めてみましょう。



・「時間はお金」と認識する

経営者からすると、社員の時間はお金と同じです。自分の会社のお金を社員に払っているのです。自分がお金を払っている社員が自分の望むバリュー(価値)を社員が上げてくれないと、損をした気分になってしまいます。

 

これは、社員と経営者の仲だけでなく、同僚や上司、部下、友達でも同じことです。

時間は1人24時間しかありません。時間を大事にしている人からすると、1時間、1分、1秒、とても高価なものです。「相手の時間は高価なものだ」と認識ができるようになれば、それまでの3章の内容を余計にマスターしたくてしょうがなくなると思うので、意識してみてください。

 

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最後に、私の感想を描こうと思います。

私はこの本を読んで、今までの自分の3年間の行動を振り返ってみました。その中で、できていないこと、直した方がいいところが明確になりました。年数が経てば経つほど、かっこよく仕事をこなそうとしていましたが、プロフェッショナルに振舞うことと、かっこよさそうにすることは違うので、改めて”当たり前”の事を大事に仕事していかないとなと強く感じました。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

みずな